エストレリータ タロット&星よみのつぶやき

タロットとジオセントリック占いを研究中

悪魔のカードについて

一時期、かなりカード占いにハマっていた時期があった。

その頃購入したカードに「悪魔のカード」というのがある。

最近知ったのだけど、このカード、絶版で再版の要望が多いのだけれど再版される予定もないそう。

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書いた人は「ビーバン・クリスチーナ」という方で、当時の私は「ヨーロッパかどこかの占い師が書いたものを翻訳した」と勝手に思っていたのだけれど、今、きちんと読むと、どうやらスウェーデン出身の日本在住の人が日本で作ったもののようだ。

よくよく見れば分かりそうなものだけれど、(きちんと、箱裏に書いてあった)人間、思いこむとなかなか真実には気が付かないもの。

カードデザインも日本の方で、どう見ても日本で作られたもの。

 

この悪魔のカードは「アイルランド海に位置する小島、アイル・オブ・マンの古都キャッスルタウンに古くから伝わる占術カード」であるらしい。

 

このカード、決まり事が多々あり、その中の一つに悪魔封じのカードというのがある。

このカードを占い終わったら、悪魔カードの一番上に置いておかないと悪魔に取りつかれる恐れがあるようだ。

他にも、大悪魔のカード(タロットの大アルカナ)と小悪魔のカードは混ぜてはいけない、占う時は北を向く、乱用をつつしめ、といったいくつかの決まりがある。

 

当時は、本の解説を読みながらカードを見ていたけれど、今見ると、タロットが読めれば読めるカード(というか、マルセイユタロットの変形)

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例えば、大悪魔の1のカードは「太陽魔バール」

意味は「有能、知恵、商才、独立、アイディア、行動的」

 

21は「王魔ルシフェール」

「成功、上達、不可能を可能にする」

 

22は「亡者魔エキンム」

「未熟、再出発、さまよい、ばか者」

 

1は魔術師、21は世界、22は愚者となっている。

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小悪魔カードには「魔女」「車輪」「塔」「ほうき」とあり、「ペンタクルス」「ワンド」「ソード」「カップ」に対応している(若干解釈が違う部分もあるが)

 

このカードの一番の特徴は、時期読みがはっきりと出来る事。

普通にタロットのような悩み事も占えるが、ラッキーナンバーや、長期に渡る事も占えるし、月、日、時間、方位の吉、凶なども占える。

長期の事はさておいて、月、日、時間、方位の占い方は、タロットにも応用できそう。

自分のオリジナルスプレッドとして、いろいろ試してみようと思う。